牽引するのに免許は?

事故車を牽引するのに免許は必要か?


運転をしていて事故の現場に立ち会ってしまったときや、自分の車が事故にあってしまったときなど、運転をしている間に事故車を牽引しなくてはならないという状況に陥ることは十分考えられます。

これは免許が必要とされる場合がありますが、基本的に故障した車に対して行う場合に限っては免許が不要となっています。
事故車に対して牽引を行う際は、運転者が普通自動車・大型・大型特殊のいずれかの免許を保有していれば法令上は問題ないということになります。
ですが、いざ牽引を行う際にはいくつかの点に注意をしなくてはなりません。

まず事故車のエンジンがかかるかかからないのかという点です。
もしエンジンがかからないのであればブレーキが非常に硬く、ステアリングも非常に効き辛くなってしまうために大変危険です。
する方とされる方の両方に心得があるのであれば問題がない場合もありますが、そういった状況は稀でしょう。

また、ロープで二台の車を繋いで行う場合は、二台の車間距離は非常に近いものになります。
前方の車が急ブレーキを踏んだ場合には、後方の車が止まりきれずにそのまま衝突してしまい、事故を起こしてしまう恐れがあります。

非常に危険ですので、ブレーキをかける際には、前方の車が何回かに分けてブレーキペダルを踏み、これからブレーキをかけるということを後方の車に十分知らせなくてはなりません。

そして、牽引作業を行う際には法令で細かな点に規則があります。
使用するロープも作業中に千切れてしまわないような強靭なものが求められますし、ロープには周囲の車が判別できるような布を取り付ける必要もあります。

こういった点をおろそかにして作業を行ってしまうと、道路交通法違反となってしまう恐れもあるでしょう。
免許は確かに不要ですが、通常はやらない行為でもあるだけに、不慣れな人間が行うには大変危険を伴う作業であるといわざるを得ません。
事故車が動けなくなってしまった場合には、心得のある人間に任せるか、保険会社などを通して適切な業者を呼んで移動してもらうようにするのが無難であるといえます。

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